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救命救急センターとは、生命の危機に瀕している重篤な患者を24時間受け入れる医療機関です。救命医療センターは千葉県全体で14施設あり、当院の救命医療センターはそのうちのひとつです。

千葉県は、県全体を9つの「医療圏」と呼ばれる地域に分け、それぞれの地域の実情に合わせた医療の提供をはかっています。当センターは、このうちの香取海匝(かとりかいそう)医療圏と呼ばれる地域唯一の救急救命センターです。香取海匝医療圏には、銚子市、旭市、匝瑳市、香取市、香取郡神崎町、多古町、東庄町の7つの市町が含まれます。

当センターの外来では、軽症から重症患者までのすべての患者を24時間受け入れ、救急医療を行っています。

救命救急センターの活動実績

当センターでは年間約6万人の患者と約7000件の救急車を受け入れています。ここ数年は地域全体の医療状況が厳しくなりつつあるため、当センターへの救急搬送が集中する傾向が見られます。

そのため、容態に応じて患者を近隣病院へ誘導するなどして救急外来の混雑緩和に努めています。同時に、病床確保に努めるなどしてひとりでも多くの重篤な救急患者を受け入れる体制づくりを行っています。

救命救急センターの施設

当センターには、重篤な患者に対応する救命救急センターA病棟・集中治療室(ICU)と、緊急時の一泊入院に対応している救命救急センターB病棟があります。

A病棟・ICUでは、生命の危機に瀕している患者のほか、病状が悪化した入院中の患者の集中治療を行っています。医師・看護師・薬剤師・臨床工学技士・理学療法士などが毎日カンファレンスを行い、患者の治療方針やケアの統一を図っています。

B病棟は夜間入院専用病床です。緊急の一泊入院のみに対応しており、翌日に退院、転院、転棟などの決定を行います。

ドクターカーの運用

ドクターカーとは、消防機関からの出動要請を受けて出動する救急車の一種です。ドクターカーには救急科の専門医や看護師が同乗し、救急現場まで赴いて医療処置を行います。

当センターでは、令和元年11月1日からドクターカーを運用しています。運用時間は平日の午前9時から17時までで、主な出動範囲は香取海匝医療圏である銚子市、旭市、匝瑳市、香取市、香取郡神崎町、多古町、東庄町の7の市町です。

救急科医師育成や災害時の医療拠点としても機能

当センターは救急科専門医指定施設、救急科専門医プログラム基幹施設、千葉県東部地域メディカルコントロール協議会中核医療機関としての機能も担っています。救命救急科の医師や救命救急士などの教育・育成にあたっています。

また、基幹災害拠点病院、DMAT(災害派遣医療チーム)指定医療機関として、災害時にも地域の救急医療の拠点として機能できる体制を整えています。ドクターヘリ、ドクターカーを使った訓練も行い緊急事態に備えているほか、実際に被災地に派遣されて災害医療にあたった経験もあります。